Conference Proceeding
2010年度IGES-EMECS-APNシンポジウム「気候変動と沿岸域管理 ~適応策を考慮した沿岸域統合管理に向けて~」報告書
Language:
Japanese

2010年度IGES-EMECS-APNシンポジウム「気候変動と沿岸域管理 ~適応策を考慮した沿岸域統合管理に向けて~」報告書

Author: 
EMECS International Center
APN Center
2011-01

閉鎖性海域や沿岸域は、古来その自然的特徴や豊かな生態系により、人びとの活動の場となり、文化を育むなど人類に多大の恩恵をもたらせてきました。しかしながら、近年海面上昇や台風等の自然の力の増大など気候変動の影響が顕著になってきており、沿岸域はこれらの影響を最も受けやすい地域となっています。このため、気候変動に対する取組として、地方や国レベルから国際的にも、緩和策のみならず適応策の重要性が指摘され、その検討が進められています。また、アジア地域に代表されるように、沿岸域は人口の集中する地域であり、今後もその傾向は顕著になると見込まれています。

この様な背景から、沿岸域管理は、環境、防災、利用等について沿岸の陸域、海域を一体的にとらえたものとして、また直接的な人為影響のみならず気候変動による影響も考慮していくことが必要と考えられることから、気候変動への適応策を考慮した沿岸域統合管理のあり方についてシンポジウムを開催しました。

(Kobe, Japan)