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Japanese

アジアで持続可能な消費に向けた地域主導の取り組みを成功に導く要因:地方政府が果たすべき将来的な役割とは

In アジア太平洋における持続可能な消費と生産:資源制約を乗り越えてアジアは豊かさを実現できるか 2010 Series: 2010-06

本章では持続可能な消費に向けた地域主導の取り組みを立案・実施する上で地方政府が果たし得る役割に着目する。事例研究を通じて、地域主導の取り組みを促進する要因に着目した分析を行う。

―持続可能な消費に向けた地域主導の取り組みは、アジアの様々な国、様々な分野で行われている。それらに共通する成功の要因として、地方政府その他がステークホルダーを巻き込むために積極的に動いていること、地域固有の問題や懸念に対応していること、地域のリーダー、特に代表者の支援があること、政府、国際組織またはNGOによる外部からのサポートがあること等があげられる。

―地方政府の代表者はステークホルダーの円滑な参加を促すよう主導権を握り、地方政府内外の人的資源を総動員すべきである。実務レベルの職員や他のステークホルダーに力を貸すだけでも効果があるかもしれない。

―地域的な問題と関連づけられるか否かが、プロジェクトの成功の鍵を握っている。地方政府自身もそのことに今以上の注意を払う必要があるかもしれない。ステークホルダー同士が協議することは、地域の重要性に対する理解を深める上で非常に重要である。また協議をより効果的なものとするには、支援体制が重要である。

(Hayama, Japan) Page Information:
p91-111